不惑にしてロードバイクに乗り始めた男の備忘録

パートナーはcorratecのDOLOMITI DISC(2022)、通称「ドロミちゃん」です。

稲付城跡地へ

稲付城跡地(東京都北区)を訪れました。

 

f:id:kuya1026:20220311132118j:plain

 

戦国時代に名を馳せた太田道灌が築いたと伝わる城で、現在の静勝寺(じょうしょうじ)の境内一帯に存在しました。

 

じょうしょうじ…

 

f:id:kuya1026:20220311132025p:plain

 

違います笑

 

城彰二氏の知名度って、どれくらいなんでしょうね(知らんがな

 

フットボール狂としての顔が覗きましたが笑、稲付城については「北区飛鳥山博物館」の記載が詳しいです。

 

www.city.kita.tokyo.jp

 

徳川家康の命で廃城となり、遺構としては空堀が存在するそうですが、境内や周辺を少し歩いた限りでは確認できませんでした(おい

 

跡地に位置する静勝寺についてはWikipediaが詳しいです。

 

ja.wikipedia.org

 

いつも説明が他力本願で申し訳ないですが、省ける部分は省いて更新のスピードを上げる戦略です。

 

さて、やや急な階段を上がると、森三中大島美幸さんに似た地蔵が迎えてくれます。

 

f:id:kuya1026:20220311140527j:plain

f:id:kuya1026:20220311152042j:plain

f:id:kuya1026:20220311140836j:plain

 

Instagram」でも複数人に「似てる」と言われたので、客観性をともないます笑

 

境内はコンパクトですが、清掃や剪定が行き届いており、穏やかな気持ちになれますよ。

 

f:id:kuya1026:20220311140758j:plain

 

正面に見える建物は「道灌堂」です。1735年に建てられ、道灌の座像が安置されています。道灌の命日である7月26日にちなみ、毎月26日に開扉されます。

 

f:id:kuya1026:20220311141531j:plain

 

知っていれば、26日に訪れたのですが…(調べろ

 

座像は以下のウェブサイトで見られます。

 

www.city.kita.tokyo.jp

 

外からは何も見えない道灌堂よりも、隣の木に目を惹かれました。

 

f:id:kuya1026:20220311140927j:plain

 

本堂は風格が漂い、歴史の積み重ねを感じます。

 

f:id:kuya1026:20220311141507j:plain

 

本堂を正面として左手に道があり、普門堂や墓などに行き着きます。

 

f:id:kuya1026:20220311150623j:plain

 

南門から出ると、住宅地です。

 

f:id:kuya1026:20220311151042j:plain

 

後で調べると、私が入ったのは東山門でした。

 

なお、自宅からの距離は約26.83km、平均移動速度は22.3kmでした。

鎮守氷川神社へ

鎮守氷川神社(埼玉県川口市)を訪れました。

 

f:id:kuya1026:20220307130227j:plain

 

chinjyu-hikawa.or.jp

 

f:id:kuya1026:20220307133029j:plain

 

表現が適切か分かりませんが、エンターテインメント性が高い神社です笑

 

その象徴が「厄割玉(やくわりだま)」。200円を納めたら、一歩前進したい人は「黒玉」を、強い想いを持つ人は「赤玉」を、それぞれ岩に当てて割ります。厄を割る、すなわち厄を祓う儀式です。

 

f:id:kuya1026:20220307130624j:plain

f:id:kuya1026:20220307130539j:plain

 

ちゃんと、老若男女が投げて割れる硬さになっています笑

 

大欅も面白いですよ~。

 

f:id:kuya1026:20220307131252j:plain

 

御神木に向かって一礼、手を広げて抱き着き、目を閉じて心を安らかにして1分ほど呼吸し、一歩下がって深く一礼すると、“気”をもらえます。

 

ん?

 

木から気?!

 

木…きっとダジャレではないですが(当たり前)、つい反応してしまいました笑

 

幹の太さから分かるように、かなりの巨木です。

 

f:id:kuya1026:20220307131709j:plain

 

テッペンまで入った写真を撮り忘れていました…。

 

境内には8つの小社があり、見応えは十分です。

 

f:id:kuya1026:20220307132007j:plain

f:id:kuya1026:20220307132029j:plain

 

こちらは稲荷神社。他は浅間神社、弁天社、磯前神社、不動尊堂、天神社、三峰神社、古峯神社です。

 

富士塚にも登れます。

 

f:id:kuya1026:20220307132254j:plain

 

頂上には「撫で犬」が鎮座。母犬を撫でると安産、同じく子犬は子育て・子宝、同じく親子は家内安全の神徳に恵まれます。

 

f:id:kuya1026:20220307132318j:plain

 

表面はかなりツルツルしており、大勢に撫でられてきたのでしょう。

 

トイレがキレイ&オシャレだったのも印象的です。

 

f:id:kuya1026:20220307132602j:plain

 

和菓子の老舗が現代風にリニューアルした…みたいな見た目ですよね笑

 

鎮守氷川神社は交通安全でも有名なので、ステッカーを買って帰りました。

 

f:id:kuya1026:20220307132659j:plain

 

早速、ドロミちゃんのトップチューブに貼りましたよ。

 

f:id:kuya1026:20220307132753j:plain

 

凛々しいスサノオノミコトが危険から守ってくれるでしょう。

 

ステッカーを頂戴した巫女さんが可愛かったのも、忘れず記しておきます笑

 

実は鎮守氷川神社を訪れた後、「どうせなら、ロードバイクで訪れた神社では御朱印を頂戴しよう」と思い付きました(遅っ

 

f:id:kuya1026:20220307133826j:plain

f:id:kuya1026:20220307133835j:plain

f:id:kuya1026:20220307133914j:plain

 

愛兎家なので、御朱印帳はミッフィーです笑

 

いずれ再訪し、御朱印を頂きます。

旧豊多摩監獄表門へ

旧中野刑務所正門とも呼ばれる東京都中野区の有形文化財旧豊多摩監獄表門を訪れました。

 

f:id:kuya1026:20220304143708j:plain

 

刑務所より監獄と書く方が恐怖を煽りますよね笑

 

旧豊多摩監獄は、1925年に治安維持法が制定されると、いわゆる「思想犯」が収容されました。Wikipediaによれば、「蟹工船」で知られる小林多喜二も1930年~31年にいたそうです。

 

ja.wikipedia.org

 

その表門は、建築家の後藤慶二氏が設計。後藤氏の唯一現存する作品だそうです。様々な価値を有するため、曳家(=建物を解体せずに移動する)による保存が決まっており、残念ながら近くに寄れませんでした。

 

実は昨年11月5~6日に公開見学会が開かれており、まさに「後の祭り」です(苦笑)。

 

www.city.tokyo-nakano.lg.jp

www.city.tokyo-nakano.lg.jp

 

仕方なく、柵の間から全景を撮影しました。

 

f:id:kuya1026:20220304144140j:plain

 

移築のための工事道具ですかね、扉の奥に見えますが、もう少し整理整頓してほしいです。有形文化財なのですから。

 

上に貼ったリンクによれば、再公開は2026年度のようです。

 

このまま帰るのも味気なく、周囲を散策し始めると、すぐに平和の森公園の入口を見付けました。

 

f:id:kuya1026:20220304150310j:plain

 

ここから入ると、右側に立派で清潔なトイレがあります。

 

用を済ませ、何も知らずに中へ歩きましたが、とにかく広い!

 

f:id:kuya1026:20220304150834j:plain

 

こちらは「生け垣見本園」です。

 

そして、立派なトラック!

 

f:id:kuya1026:20220304151742j:plain

 

何人かが走っていましたし、芝生の上では子供向けの陸上教室(?)が行われていました。営利目的の使用は不可と書かれた看板が各所に立っていたので、ボランティアですかね。

 

「白鷺せせらぎ公園多目的運動場」では、野球の試合が行われていました。

 

f:id:kuya1026:20220304152138j:plain

 

キリンレモンスポーツセンター」(中野区立総合体育館)には、大勢の親子がいました。何かの習い事か発表会ですかね。

 

f:id:kuya1026:20220304152436j:plain

 

広場や水遊び場、池、遊具などもあって、とにかくコンテンツが充実しています。

 

f:id:kuya1026:20220304152637j:plain

f:id:kuya1026:20220304152704j:plain

 

調べると、平和の森公園の敷地は5万4700平米にのぼります。

 

www.city.tokyo-nakano.lg.jp

 

東京ドームの面積が4万6755平米ですから、その広さが分かりますね。

いかん、ベタに「東京ドーム●個分」という表現に頼ってしまいました笑

 

しかも、計算すると約1.17個分。中途半端な数字ですね(苦笑)。

 

それはともかく、近くに住む人々には最高の施設でしょう。老若男女を問わず、外でも中でも遊べるのですから。羨ましいです。

 

なお、自宅からの距離は約26.25km、平均移動速度は20.4kmでした。

やままさ醤油醸造所のレンガ塀へ

前回よりも、さらにマニアックなやままさ醤油醸造所のレンガ塀(東京都中野区)を訪れました。

 

f:id:kuya1026:20220303141724j:plain

 

幻想的な写真が撮れました笑

 

寄り過ぎたので、以下に全景を示します。

 

f:id:kuya1026:20220303141841j:plain

 

住宅街の小さな公園の一角を占める“明治の遺産”です。

 

詳しくは以下の写真や中野区のウェブサイトをご覧下さい。

 

f:id:kuya1026:20220303142144j:plain

 

www.visit.city-tokyo-nakano.jp

 

明治から大正にかけて、中野区では醤油の醸造が盛んだったとは知りませんでした。

 

ウェブサイトに記載された、新宿区西落合の胡麻油製造所跡も気になります。

 

Googleで検索してもヒットしないのですが…。

 

それはさておき、時を経たレンガに特有の落ち着いた色合い、印象的な窓や扉など、わざわざ見に来た甲斐はありました。

 

途中、交通量が多い車道の怖さを何度となく味わいましたが(苦笑)。

 

ちなみに、我が家からは往復で34.19km、平均移動速度は20.9km、高度の総上昇量は279mでした(いずれもGARMINによる測定)。

徳川綱吉御殿跡へ

今回は少しマニアックですが、徳川綱吉御殿跡(東京都練馬区)を訪れました。

 

f:id:kuya1026:20220301125507j:plain

 

寛永通宝を象った石碑が、住宅街にひっそりと建っています。

 

周辺に着いたら注視しないと通り過ぎます笑

 

さて、徳川綱吉は鷹狩を好み、この一帯に御殿を築いて滞在したそうです。

 

その跡地に2003年11月、練馬区が石碑を設けました。

 

それから約17年後の2020年10月11日、「徳川御殿鷹狩ショー」が初めて開催されました。

 

詳しくは主催者である「ニュー北町商店街振興組合」のウェブサイトをご覧下さい。

 

www.newkitamachi.jp

 

コロナ禍に屈せず、感染防止策を徹底しながら、一昨年に続き昨年も行われたようです。

 

2018年に始まった「下練馬宿まつり・将軍綱吉と練馬大根」も面白そうです。

 

地域の歴史を風化させないイベントは、とても重要ですよね。

 

秋まで覚えていたら、足を運んでみます(本当か

 

そうそう、特に書きませんでしたが、初めての遠出から「ドイター」の「トライアングルバッグ」をトップチューブに付けています。

 

 

f:id:kuya1026:20220301131136j:plain

 

ただ、ちょくちょく足に当たりますし、ボトルケージを付け足せないので、やがて外されてしまいます(苦笑)。

 

泊まるようなロングライドの時には便利ですし(願望に近いですが笑)、それまでは“待機”です。

 

かなり暖かくなり、ロードバイクで駆けるには絶好の時期ですが、花粉症という大敵も待ち構えています。薬+マスクで戦うにせよ、薬はダルさや眠気を誘いやすく、悩ましいです。

 

志村城址へ

石神井城址の次は、志村城址(東京都板橋区)を訪れました。

 

ja.wikipedia.org

 

名前の通り、志村氏が築いたとされますが、詳細は不明です。

 

日本の戦国時代が好きな人には「超」が付くほど有名な「地黄八幡」こと北条氏綱に攻め落とされた過去に、個人的には興奮します(おい

 

現在は本丸の跡地にマンションや小学校が、二の丸の跡地に熊野神社が、それぞれ建っています。

 

ja.wikipedia.org

 

f:id:kuya1026:20220225154549j:plain

 

鳥居に至るまでに、ちょっとした坂を上ります。ロードバイクでは全く問題ないレベルです。

 

入って左手に「志村城跡」と書かれた石碑が立っています。

 

f:id:kuya1026:20220225155017j:plain

 

真っ直ぐ進むと、左手にオシャレな建物が見えてきます。

 

f:id:kuya1026:20220225155103j:plain


実は保育園なんですよ~。

 

保育園の先で、狛犬が待っています。

 

f:id:kuya1026:20220225155213j:plain

 

足を踏み入れて、目に付いたのは巨木です。

 

f:id:kuya1026:20220225155310j:plain

 

長寿に裏打ちされた気高さを感じます。

 

境内は決して広くないですが、絵馬殿が立派ですね。

 

f:id:kuya1026:20220225155423j:plain

 

「国家安穏」や「天下泰平」と書かれた鳥居の奥の建物は、何でしょうか。

 

f:id:kuya1026:20220225155431j:plain

 

神社内の建物に詳しくないため、以下も説明が不可能な建物です(苦笑)。

 

f:id:kuya1026:20220225155438j:plain

f:id:kuya1026:20220225155445j:plain

 

下の写真は、神事などに使う舞台ですかね。

 

マンションや小学校に紛れ、ひっそりと存在する神社ですが、私の後にもバイカーが来ました。

 

立派な神社も、小ぢんまりとした神社も、それぞれに“味”があって好きです。

 

余談ですが、帰りは舞台のような場所の横から敷地を出て、左に曲がったのですが、その先の下り坂が急過ぎて、思わずロードバイクから降りました(汗

 

上りよりも下りの方が圧倒的に怖いですよね…。

石神井城跡へ

東京都指定の史跡に石神井城跡があります。

 

概要は練馬区のウェブサイトをご覧下さい↓

 

www.city.nerima.tokyo.jp

 

NAVITIMEに導かれるまま、まず辿り着いたのは氷川神社です。

 

f:id:kuya1026:20220224143742j:plain

 

もう少し近付いて…

 

f:id:kuya1026:20220224143815j:plain

 

ここが入口です。写真の左側に進むと駐車場があり、ドロミちゃんを停めて散策を始めます。

 

f:id:kuya1026:20220224143938j:plain

 

汚れ、濁った心を洗いまして笑、本殿を眺めます。

 

f:id:kuya1026:20220224144016j:plain

 

この右手に進むと、石神井城跡に至ります。

 

f:id:kuya1026:20220224144151j:plain

 

残念ながら、土塁や空壕は非公開。柵の外から眺めるしかありません。

 

f:id:kuya1026:20220224144223j:plain

f:id:kuya1026:20220224144527j:plain

 

氷川神社に戻らず奥へ向かうと、三宝寺池が見えてきます。

 

f:id:kuya1026:20220224144451j:plain

 

石神井城址」と書かれた立派な石碑も存在します。

 

f:id:kuya1026:20220224144626j:plain

 

夕方でしたが、冷え込んでいたため、池の一部は凍っていました。

 

f:id:kuya1026:20220224144841j:plain

 

水面に写り込む空が美しい(感嘆

 

鳥が優雅に泳いでいました。

 

f:id:kuya1026:20220224144938j:plain

 

三宝寺池を巡ると、遠くに建物が見えました。

 

f:id:kuya1026:20220224145109j:plain

 

f:id:kuya1026:20220224145144j:plain

 

厳島神社です。Wikipediaによると、全国には約500の厳島神社が存在し、最も有名な広島県廿日市市厳島神社が「総本社」と位置付けられます。

 

厳島神社の反対側には、穴弁天(宇賀神社)が佇みます。

 

f:id:kuya1026:20220224150650j:plain

 

普段は閉じられており、4月の例大祭で公開されるそうです。

 

氷川神社三宝寺池石神井公園を形成する一部と後で知り(おい)、三宝寺をはじめ周辺の寺社仏閣、史跡を見ずに帰ったのは悔やまれます。

 

f:id:kuya1026:20220224151224j:plain

 

往復で19km弱と近いので、また訪れます。