自転車をそのまま電車に持ち込めるB.B.BASE (https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/bbbase.html)を“教官”と“相談員”で初めて利用しました🙌
教官とは私、相談員とは月一の頻度で一緒に走っている女性を指します。謎の設定の経緯や詳細は割愛しますが、SNSで見る師匠と弟子のような関係にずっと憧れており、その模倣と捉えて下さい笑
さて、時は2024年6月29日、運行は特別設定の「九十九里」で、往路は両国駅から東金駅、復路は成東駅から両国駅です☝️
まず乗り方にポイントがあります。事前に「えきねっと」で買える切符は新幹線における特急券と同じ、乗車券が別で必要です。例えば両国駅で乗り降りする場合、自動改札でICカードやスマホなどをタッチしてから、専用の出入口を通ります。間違えないように、また時間がギリギリにならないように、注意が必要です⚠️
乗り込んでからは非常に快適です。自転車を立て掛けるラックは扱いが簡単ですし、座席にはコンセントが備えられており、スマホなどを充電できます🔌
東金駅までは1時間余りですが、あっという間に着きました。
駅ではB.B.BASEの運行に携わるJRや行政の方々、ボランティアの学生、いわゆる「ゆるキャラ」らが迎えてくれます。
東金駅や成東駅の周辺はお世辞にも賑わっているとは言えず、B.B.BASEを地域振興につなげたいという想いが伝わってきますし、そのホスピタリティも利用者には魅力的です☺️
偉そうな言動になりますが、できるだけ各所でお金を使いたいですね💴
駅を出るとスタンプラリーについて教えてくれる人がいましたが、我々は事前にルートを決めてきたので不参加…と思いきや、目的地の1つが対象だったので、ひとまずガイドブック兼台紙をもらって出発します💨
我々は走るより話すのが得意なので（苦笑）、詰め込み過ぎない旅にしていました。
【スケジュール】
両国駅で集合(7時30分)
↓
↓7時48分発
東金駅(9時2分着)
↓9.4km、37分
九十九里ビーチタワー(10時頃？)
↓4.4km、17分
Sghr cafe(10時40分頃？)
↓11時40分には出発、8.1km、32分
海の駅 九十九里(12時頃？青い郵便ポストがある)
↓20分くらいで出発、12.8km、50分
くるり(13時20分頃？)
↓14時半には出発、約11.8km、51分
↓15時41分発
両国駅(17時12分着)
↓
解散
移動時間は愛用するアプリ「自転車NAVITIME」を参照していますが、改めて見ると“ママチャリ”くらいの速度ですね笑
ただ、速度の差がバッファーになるので、そのまま使っています。
最初の目的地は九十九里ビーチタワー。小雨が降る中を駆け抜けます。やがて海の匂いが鼻腔をくすぐり始め、海なし県から千葉県に来た実感を覚えつつ、到着しました。
……
えっ！？
コレ！？
曇天も相俟って、しょぼく見えます(おい
しかも、立ち入り禁止です🚧
写真すら撮りませんでした💦
少し移動して愛車と海の構図だけ押さえ、早々にSghr cafeを目指します。
菅原工芸硝子が運営するカフェです。料理には菅原工芸硝子の食器が使われていて、舌だけでなく目でも楽しめます😍
トイレもオシャレですよ⤴️
私がトイレに行こうとして使用中で席に戻ると、少し経って店員が「空きましたよ」と声を掛けてくれるなど、接客にも感心しました😲
ぜひ、お立ち寄り下さい😉
敷地内にはショールーム兼販売所もあり、食器も買おうか迷いましたが、なにせガラス製ですし、自転車での移動はリスクが高く、断念しました。
ショールームを出ると、曇天はすっかり姿を消し、晴れ渡っています😳
私は凶悪な雨男なので（苦笑）、晴れ女の力でしょう☀️
暑さは警戒しつつ、海の駅 九十九里に向かいます。
Sghr cafeから海の駅 九十九里(https://uminoeki99.com/)までの道の両側には廃墟が目立ちました。マニアとしては嬉しいですが、コンビニも滅多になく、寂れ方は気になります。今後の日本を暗示するようです(急に真面目
さて、海の駅には日本唯一の青い郵便ポストがあります📮
本当に日本唯一なのかーーと疑うのは職業病ですが笑、青好きとして寄らずにはいられません！
(⚫︎ↀωↀ⚫︎)✧
富士ヒルを機に結成したチームのリーダーから宣材写真(?)の提出を求められているので、ここで撮って貰いました📸
やはり人を撮る技術において女性は男性を遥かに上回っていますね🫡←尊敬の証
この辺りで盛んな鰯漁の歴史を学べる資料館も見学しました👀
美味しそう…🤤←台無し
我々にしては珍しく、ほぼタイムテーブルの通りに行動しており、次は昼食です🎵
伺ったのは、のどかな道にポツンと佇む「くるり」。サイクルラックがあって、ありがたいです🙏
私は「くるりのなめろう丼定食」、相談員は「大麦豚の厚切りステーキ定食」を注文。味の良さに加えて品数が多く、満足度が高いです🈵
恐らくサービスで、食後にはゴーヤ茶(記憶があやふや)と米麹のパウンドケーキが出ました。米麹のパウンドケーキは初めてで、独特の食感と香りで美味しかったです😋
また訪れたいですし、食べ物にうるさい私が皆様にオススメします👌
あっという間に時間は過ぎ、雰囲気の良い橋で再び宣材写真を撮り、B.B.BASEが出る成東駅に到着。授業の一環としてボランティアを担う城西大の学生達と話して若さの眩しさにやられ笑、山武市産のコシヒカリを使ったおにぎりに舌鼓を打ち、檜…ではなく杉を用いた足湯にも浸からせて頂き(相談員が「檜ではないか」と言った直後に「杉です」と突っ込まれて笑いました🤣)、沢山のお土産も貰い、B.B.BASEに乗り込みます。
両国駅に着いたら、ホームに自転車を置いて自動改札にタッチ。これで運賃は支払い終えたので、ホームに戻って自転車と共に専用の出入口から出ます。
そうそう、インフルエンサー…でいいんですかね、ファクターに乗るYUKAさんがいて、朝の時点で気付いていたのですが、相談員がいた方が安心されるかなと考え(不審者の自覚)、このタイミングで「YUKAさん！」と呼び掛けました笑
話したのは短い時間でしたが、明るくフランクな方でしたね🤔
両国駅を出て“荒サイ”に入り、虹の広場で写真を撮って解散です。いつも最後は愛車を寝かすのは何なんですかね笑
今回はシロツメグサ(ですよね？)に埋まってもらいました。
振り返ると、サイクルトレインは自転車を分解する手間暇が要らず、輪行と違って周りに気を遣わずに済み、凄く快適でした。関東では西武線や常磐線もサイクルトレインを走らせていますし、8月には常磐線の上野〜土浦を利用する予定です☝️
サイクリストは行動範囲が広がりますし、人口の減少やテレワークの浸透などで収益が細る鉄道各社には新たな商機となり、地方都市の振興にもつながるので、サイクルトレインはもっともっと広がって欲しいです。
ちなみにトータルの電車賃は…
B.B.BASEの利用料=1680円
両国〜東金=1166円
成東〜両国=1342円
計4188円。ちょっとした旅行ですが、何もかもが新鮮で、また1つ自転車の楽しさを体感できました😊
旅路は私が常に先導していたわけではなく、何度か相談員が自主的に牽いてくれました。時速やパワー、スタミナの上昇だけでなく、ギアや筋肉の使い方、コースの取り方なども着実に改善されており、「努力家だな」と敬意を払います。
私の周りには“強い”女性が多く、まだまだ比べられるほどではないですが、教官としては「いずれは互角に戦えるように」と勝手に期待しています笑
