不惑にしてロードバイクに乗り始めた男の備忘録

パートナーはCorratecのDOLOMITI DISC(2022)、通称「ドロミちゃん」とCerveloのSOLOIST(23〜24)、通称「百式」です。

第20回Mt.富士ヒルクライムに出ます

長らく放置しておりましたが、タイトルの通り“富士ヒル”に初めて参加します。

 

TRAINERROADは続けてきましたし、昨年12月には新しい“相棒”を迎え、いわゆる「ゆるポタ」を楽しみつつも「ガチ勢」に入り込んだ私は、明確なランクとその副産物を手にできる機会を求めました。

 

そして、タイムによってリングの色が異なる富士ヒルは、まさに最適な舞台です。

 

仕事や家庭を疎かにせず、妻の理解を得て、週5のペースで鍛錬を続け、FTPおよびPWRは順調に増加。2024年を迎えて調子も右肩上がりで、視界は良好でした。

 

しかし、好事魔多し。1月末に自宅の階段で躓き、左足親指を骨折しました。医師の診断は全治1カ月。実際、医師からギプスを外す許可を得られたのは、2月27日でした。

 

当然、心肺機能も筋力も低下。リハビリを始めても、42歳の身体は思った以上に“復旧”しません。

 

ただ、若い頃のように焦りや悲しみが募らないのは、初老の強みですね笑

 

なるようにしかなりませんし、ただただTRAINERROADのAIに従い、ワークアウトをこなしました。

 

そして5月18日、実走でのFTPが過去最高を記録。実に約7カ月ぶりに自己ベストを更新できました。GARMINでは258W、Intervals.icuでは262W。私の体重は普段が65kg台、富士ヒルまでに63kg台に減らすつもりなので、PWRは以前から目標としていた4倍台で臨めそうです。

 

4月下旬〜6月末まで仕事の繁忙期で、試走は断念しましたし、富士ヒルの直前である5月27〜30日は出張。不安材料は少なくなく、狙うシルバーリングに手が届くか分かりませんが、全ての力を注ぎます。

 

幸運にも恵まれました。遣り取りのあるYouTuberがシルバーペースで牽引するトレインに参加させてもらいます。

 

本音を言えば単独でシルバーリングを掴みたいですが、冷静に分析して今年の実力では難しく、そもそもコースはYouTubeの動画やブログで見ただけ、高地への順応性も不明。後学のためにも、参加した方が良いと判断しました。

 

トレインでゴールするより、途中で脱落する確率の方が高いと思いますが、リタイアだけは避けたいので、限界を超えないように気を付けます。