不惑にしてロードバイクに乗り始めた男の備忘録

パートナーはcorratecのDOLOMITI DISC(2022)、通称「ドロミちゃん」です。

愛車を迎える準備~道具編~

よく「ロードバイクは金がかかる趣味」と言われますが、乗り始めるまでに必要な物が多いですよね。しかも、大半は定期的な買い替えが必要。金銭的に余裕がない子供には継続が難しい“大人の趣味”と感じます。

 

これまでヘルメット、鍵、グラブ、リュックの順で紹介してきましたが、愛車に乗って喜色満面、意気揚々と帰る際にタイヤがパンクする可能性はゼロでなく、修理用の道具も用意しました。

 

 

パナレーサー」の携帯用ポンプとパンク修理キットです。インターネットで検索して、自分なりに吟味してパナレーサーに決めました。

 

家で使うフロアポンプもパナレーサーです。

 

 

わざわざ書かなくても“当たり前”でしょうが、ゲージが付いたフロアポンプを買わないとダメですよ!

 

空気圧を確認できませんからね。パンクを予防する上で、空気圧の定期的なチェックは欠かせません。

 

一方、携帯用の工具は「トピーク」です。

 

 

多くのブランドが販売しており、品質に大きな差はないのでしょうが、口コミを読んでトピークの「Mini 20 Pro」を選びました。

 

予想以上に小さくて驚きましたが、ちゃんと使えます(おい

 

Amazonの履歴を見ると、携帯用ポンプやパンク修理キット、フロアポンプ、工具は12月21日~25日に続々と届いており、愛車を待ちわびる心が表れていますね笑

 

他にもボトルケージやフレームバッグを事前に買ったのですが、それぞれ違う機会に紹介します。

愛車を迎える準備~リュック編~

ロードバイクを乗る時にリュックが要る・要らないは分かれるでしょうが、“ガチ”でない私は要る派です。

 

フレームバッグやサドルバッグは容量が小さく、最小限の荷物しか携帯できないじゃないですか。

 

美味しそうな菓子店やベーカリーに出逢ったら、その場で食べるだけでなく、持ち帰りたいですし。

 

リュックのブランドは「Deuter(ドイター)」に決め打ちです。ドイツのブランドですからね笑

 

容量は迷いましたが「14+3」で十分と判断。「Race EXP Air」の黒色を買いました。

 

 

機能については、シクロワイアードのウェブサイトをご覧下さい(おい

 

www.cyclowired.jp

 

個人的にはヘルメットホルダーが嬉しいです。

 

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絶妙にダサいですけどね笑

 

ちなみに、最近まで背負い方を間違っていたのは秘密です(恥

 

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写真の腰部のストラップが両側とも閉じた状態で、ずっと違和感がありました(当たり前

 

正しく背負えばムレや擦れなどとは無縁ですし、ABUSの鍵や携帯用の工具、ポンプを入れても、それほど重さは気になりません。

 

納車日は私服にリュックを背負って電車で店まで行きましたが…

 

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これだけの荷物を入れても、行きも帰りも楽でした!

 

容量的には1泊の旅くらいなら問題ないでしょう。

 

オススメのリュックです。

愛車を迎える準備〜グラブ編〜

真冬に欠かせない防寒具はグラブです。

 

そもそも、グローブにはこだわりがあります。フットボール(=サッカー)で、長くゴールキーパーを務めてきたからです。

 

GKとしては「Reush(ロイシュ)」を愛用してきました。フットボールを始めた中学1年生以降、様々なブランドを試しましたが、ロイシュのグラブが最も手になじみました。

 

奇遇にもドイツのブランドですが、フットボールとスキーに特化しており、残念ながら自転車用はありません。

 

Googleで調べる中で、惹かれたのは「Roeckl(レッケル)」です。

 

ロイシュもレッケルもRで始まるから…ではないですよ笑

 

ロゴもデザインも、シンプルかつスタイリッシュだからです!

 

ただ、怪我や寒さから身を守るためには機能も重要ですよね。

 

国内外で高評価が目立つレッケルは、その点でも安心できます。

 

そして、購入したのは「Rocca Goretex」です。

 

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日本では1万6000円くらいしますが、海外のインターネット通販サイト「bikeINN」では8000円余りでした。実は先に紹介した「ABUS」のヘルメット、いずれ登場する「SKS」のボトルケージとともにbikeINNで買いました。コロナ禍もあって、手元に届くまでに時間がかかりますが、圧倒的な安さは魅力です。

 

bikeINNの利用方法は、いずれ書きます。ウェブサイトは日本語に対応していますし、全く難しくないですよ。


グラブの話に戻ると、冬でも比較的温暖な埼玉県に住んでおり、氷点下での使用感は不明ですが、私が使った中での最低気温である3度なら、全く寒さを感じませんでした。

 

ただ、いわゆる「汗冷え」は天敵です。汗をかいた状態で休憩し、再び走り出そうとした時に「寒いな」と思いました。

 

それも、試しで「おたふく手袋」のインナーグローブを使ったら解消されました!

 

 

汗を吸ってくれますが、それを気にして洗うと、残念ながら1回で何カ所も糸がほつれます(苦笑)。

 

グラブも多種多様で、探すのが楽しいですね。春夏用も、いずれ買います。

愛車を迎える準備〜鍵編〜

 

スポーツバイクを知れば知るほど「盗難」というネガティヴなワードと遭遇します。特にロードバイクは狙われやすく、違法駐輪を取り締まる人達に偽装した窃盗団もいるそうですね。そこまでくると、どんな丈夫な鍵でも破壊され、車体を持ち去られてしまいますが、守る努力は必要です。

 

ただ、“強い鍵”は重い。軽いからこそ速いスポーツバイクを守るために重い鍵が要るとは、現実とは残酷です(巧く言った風

 

某巨大掲示板でも有名な、鍵の強度を検証し格付けするウェブサイトも熟読しました。

 

https://www.bicycle-security-lab.com/entry/2016/07/08/230254

 

その上で、購入したのはABUSのアーマードケーブルロックです。

 

 

ワイズロードのインターネット通販サイトの説明によれば…

 

15mmのスチールシェルでインナーケーブルをカバーするアーマードケーブルダイヤルロック。 4桁ダイヤルは自由に設定可能。 通常のケーブルやチェーンロックと違い、カッターなどの攻撃でもグニュっとつぶれた、なかなか切れません。これは同等強度のチェーンよりも切断に時間が掛かることを意味します。 さらにこのニューモデルは、カラフルで耐久性の高い専用カバーでシェルを保護して、より高いセキュリティレベルを実現しています。 ロードバイクなら、前後ホイールをカバー可能な120cmサイズ。使いやすいちょうど良いサイズです

(原文ママ)

 

ABUSが自社の鍵に定めるセキュリティレベルは15段階で、コレは5に過ぎませんが、120cmの長さと色が気に入りました。

 

120cmなら、前後の車輪とフレームを巻き込んで“地球ロック”が可能です。

 

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↑ネタバレ(?)ですが、分かりやすい写真がありました笑

 

余程の繁華街や治安の悪い場所でなければ、休憩や食事、散策などで少し離れても愛車を守ってくれると信じます。

 

リスクが高い場所に駐輪せざるを得ない時を見据え、いずれはブレードロックも買い足すつもりです。

 

ちなみに、普段は家の中で保管します。マンションの駐輪場でも盗まれると聞きますし、やはり室内が最適ですね。

 

愛車を迎える準備〜ヘルメット編〜

ロードバイクでもクロスバイクでも、乗る上で必要な“装備”がありますよね。ヘルメットや空気入れ、工具、鍵などです。私もcorratecの「SHAPE URBAN DISC」を予約した段階で、準備を始めました。

 

こだわったのは、統一感です。corratecはドイツの企業。できるだけドイツの企業、ブランドで揃えようと決めました。

 

まず身を、いや命を守るために欠かせないのがヘルメットです。

 

調べると、ドイツには「ABUS」と「UVEX」があります。

 

ABUSは鍵、UVEXはアイウェアでも有名ですね。

 

選んだのは…

 

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ABUSの「MACATOR」、色は「STEEL BLUE」です。

 

説明によれば…

 

オールラウンドに使えるスポーティーなエントリーヘルメット。前方5箇所・後方8箇所の大型エアベンチレーションと、上級モデルに採用される ZOOM ACEフィッティングシステムを採用。シティライドからサイクリングまで快適な被り心地を実現。インモールド構造により軽量で高い安全性も兼ね備えています(原文ママ)

 

ヘルメットに関しては無知で、どこまで価値と価格が一致するのか判断できず、エントリーラインから試そうと思いました。

 

「命を守る」と仰々しく書いたなら、いきなり高級品を買うべきなのでしょうが、価格の高低による“違い”も体感したいのです。

 

決してケチったわけではありません(本当か

 

スポーツバイクのショップのブログでも定期的に紹介されており、特に悪い評判も見かけないため、私のような初心者には十分な質だと判断しました。

 

着脱が自在のバイザーも付いているんですよ。

 

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見た目も手触りもチープで、初心者ながら陽射しを遮る効果が高いとは思えませんが笑

 

何より“青黒”のカラーリングが良い!

 

結局、そこです笑

 

実はリアル店舗で試着せず、海外のインターネット通販サイト「bikeinn」で買ったため、Lサイズが頭に合っているか不明ですが、ワイズロードの店員に見てもらったら「大丈夫です」と言われたので、結果オーライです(おい

 

後頭部にはアジャスターが付いており、緩ければ締められますしね。

 

いずれは、上位モデルにステップアップしたいです。

 

 

ABUSは鍵も買ったので、次回に紹介します。

 

 

 

愛車と出逢うまで・下

昨年12月17日の夜、もはや日課となったワイズロードのポータルサイトを眺めていると、船橋店の記事に釘付けになりました。

 

ysroad.co.jp

 

DOLOMITIはDOLOMITIでも、ディスクブレーキです!

 

カラーの「NAVY/CHROME」は好みのど真ん中で、何より身長が183.3cmの私にとって、54のサイズはベストに近いのではないでしょうか。

 

コンポーネントSHIMANOの「105」で統一されながら、税込み22万5500円とコストパフォーマンスも良好です。

 

考えれば考えるほど、「いつになるか分からないSHAPE URBAN DISCを待つより、DOLOMITI DISCを選んで早く走り出したい」という気持ちが固まってきました。

 

ただ、横たわる問題があります。私が訪れた某店は船橋店ではなく、グループとはいえ横やりのような形で取り寄せてもらえるのか分かりません。

 

翌日、某店に電話すると、非常にフレンドリーな男性が出て、私の横暴な提案も「可能だと思いますが、まだ他の方に予約されていないかも含めて船橋店に確認し、折り返します」と受け入れてくれました。

 

しばらくしてスマートフォンが鳴り、ドキドキしながら話を聞くと「大丈夫でした。販売代理店から直接、当店に送ってもらいます。遅くとも年内には引き渡せると思いますから、その前に契約とフィッティングを終わらせて下さい」と言われました。

 

ワイズロードには「バイオレーサー」と呼ぶ独自のフィッティングがあり、新たに自転車を買う人は無料で適正なサイズやサドルの高さなどを教えてもらえるのです。

 

www.ysroad.co.jp

 

その日のうちに訪れ、電話と変わらずフレンドリーな店員(なにわ男子の大橋和也に似たイケメンです笑)に何も知らずに計測してもらいましたが、股の間に棒がせり上がってくるのは恥ずかしいですね笑

 

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どことは書きませんが、痛かったです(おい

 

某店には51のサイズがあり、試しに乗ってみましたが、サドルは高く、ハンドルは遠く、驚きました。驚きよりも恐怖です笑

 

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51でコレなら54だとどうなってしまうのか…と不安でしたが、店員は「乗った時の姿勢を見ると、51より54がいいと思います」と判断。契約して、あとは届くのを待つばかりとなりました。

 

愛車と出逢うまでを上・下に分けて書きましたが、引き渡しは契約してから10日後、12月28日でした。次回は当日を振り返ります。

愛車と出逢うまで・上

数年来の運動不足と、それにともなう体重の緩やかな増加を危惧し(苦笑)、ふと思い浮かんだのが「スポーツバイク」でした。

 

私は何事にも探究心が旺盛で、メンテナンスやカスタマイズをはじめ、奥が深そうなのも魅力に映ります。

 

やがて“沼”の深さに慄くわけですが笑

 

子供の頃にはロードバイク(もどき?)やマウンテンバイクに乗っており、懐かしさもありました。

 

行動範囲が広がれば、遠くの寺社仏閣や城址、美味しい食べ物にも辿り着けます(減量はどうした

 

善は急げで本やインターネットで調べに調べた結果、「まずはクロスバイクを買って、メンテナンスやカスタマイズに慣れよう」と考えました。

 

そして「クロスバイク購入完全ガイド2021」を読み耽り…

 

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心を惹かれたのが、corratecの「SHAPE URBAN DISC」でした。

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ブンデスリーガ」をはじめドイツが好きですし、何事もできるだけ他の人と被りたくない性質だからです笑

 

そして昨年の10月上旬、意を決してワイズロードの某店を訪れましたが、基本的にロードバイクは夏頃、クロスバイクは秋頃に新しいモデルが登場(当時は知りませんでした)する上、コロナ禍で世界的に自転車の需要が急増したため、同店とそのグループ店はおろか、販売代理店にも在庫はありません。

 

店員には他の車種やブランドを勧められましたが、やはり惚れ込んでこそ愛情は長く続くじゃないですか笑

 

「22年モデルなら予約できるかもしれない。販売代理店に確認して電話する」と言われ、その日は帰りました。

 

電話が鳴ったのは数日後。「予約は可能」と言われ、喜び勇んで前金を払い、「恐らく11月中には入ってくると思います」という言葉を信じて待ちます。

 

しかし、11月中旬を過ぎても連絡は来ません。我慢し切れず月末に店を訪れ、翌日に販売代理店に確認してもらいましたが、「年内には…」と電話越しでも不確かさが伝わってきます(苦笑)。

 

代替案として示された、グループの他店に在庫がある「DOLOMITI」にも心は揺れました。

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ただ、カラーリングとリムブレーキが引っ掛かります。悩んだ挙句、「いつになるか分からなくてもSHAPE URBAN DISCを待ちます」と伝えました。

 

一方で、クロスバイクロードバイクの間で迷う心が、日を追うごとに膨らんでいきます。

 

先んじてアカウントをつくった「インスタグラム」でも、フォロワーから「きっと、いずれロードバイクが欲しくなる。だったら、最初からロードバイクを買った方がいい」と言われました。

 

そして、運命の瞬間が訪れます――。

 

※次回へ続く