不惑にしてロードバイクに乗り始めた男の備忘録

パートナーはcorratecのDOLOMITI DISC(2022)、通称「ドロミちゃん」です。

武州岩槻総鎮守 久伊豆神社へ

仕事が忙しく、久しぶりの更新です。忙しいと言いつつ、休日は雨でなければ欠かさずロードバイクに乗っており、着実にネタは貯まっています笑

 

さて、健康診断の前日に少しでも体重を減らそうと、往復で約46kmの武州岩槻総鎮守 久伊豆神社を訪れました。

 

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「総鎮守」の文字はダテでなく、駐車場を含めて敷地が広大です。

 

鳥居から伸びる参道も長い!

 

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鳩さん、おはようございます笑

 

上の写真の右側が駐車場で、私はその片隅に停めたのですが、岩槻市は自転車乗りの受け入れに積極的なようで、参道を歩くとサイクルラックがありました!

 

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ここまで自転車を押して歩けるのは嬉しいですね。

 

狛犬に迎えられ、いよいよ本殿が近付いてきました。

 

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約1500年の歴史を誇る神社にも“萌え絵”が!

 

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少し進んで左手には枯山水がありました。

 

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2月下旬だったため、神楽殿には雛人形がズラリと並んでいました。後で知ったのですが、岩槻市は人形で有名なんですよね。漫画「その着せ替え人形は恋をする」の“聖地”として、いずれ“巡礼者”が増えるでしょう。私もハマりました笑

 

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そして、久伊豆神社のシンボルが孔雀です。

 

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旧皇族朝香宮鳩彦殿下が1937年に下賜した3羽の孔雀の末裔が、20羽ほど生活しています。

厳かな雰囲気を和ませるパネルもありますよ笑

 

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近くに、2本の巨木が寄り添う「夫婦モッコク」があります。

 

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夫婦モッコリに見えました笑

 

短い階段を上がると拝殿です。

 

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右手に見えるピンクの物体は…

 

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安産祈願となっております。

 

関連して、安産や子供の健やかな成長を叶える「叶い戌」がいます。

 

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境内に北野天満宮があるため、いわゆる「撫で牛」もいます。

 

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どうでもいい情報としては、私の母系は家系図によると菅原道真の末裔です。

 

同じく境内の伏見稲荷社の稲荷は、とても凛々しい。

 

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御神札所の一角(隣接する建物?)も雛祭り一色でした。

 

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久伊豆神社は「自転車御守」が有名なんですよ!

 

「さいたまクリテリウム」を記念し、つくられました。

 

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それと御朱印を頂き、帰路に就きました。

 

ちなみに、久伊豆神社の「久伊豆」は「くいず」とも読めるため、クイズ好きの聖地でもあるそうです笑

 

訪れた当時は「その着せ替え人形は恋をする」を読んでいなかったため、今度は聖地として見て回ろうと思います。

 

なお、“ドーピング”の甲斐があり、健康診断では体重が前年から1.8kgも減っていました笑

OKS CAMPUSへ

荒川サイクリングロードの周辺には魅力的なスポットが多く、その1つが大泉工場が運営するOKS CAMPUS(埼玉県川口市)です。

 

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3000坪のレンタルスペースで、洋館や日本家屋、カフェ、倉庫、庭園、バーベキュー場などで構成されます。

 

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訪れた目的はカフェです。サイクルラックにドロミちゃんを預けて向かいます。

 

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帰る頃には、サイクルラックが埋まるくらい人が来ていました。

 

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レンガやウッドデッキが良い味を出していますね。

 

カフェの名称は「1110 CAFE/BAKERY」。オーガニックかつ植物由来にこだわった飲食物を提供します。パンも乳製品を使っていません。

 

1110cafe-bakery.com

 

素材や調理法を厳選するがゆえに総じて値段は高いですが、クオリティは申し分ありません。

 

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頂いたのは「anpan」とハーブティーです。草木が眠る冬でなければ、窓から景色も楽しめそうですね。

 

anpanは優しい甘さで、身体に染み入ります。ハーブティーはクセがなく、爽やかな味わいでした。

 

持ち帰った「アーモンドとブルーベリーのマフィン」も美味しかったですよ。

 

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食後は敷地内を散策しました。

 

1110 CAFE/BAKERYに隣接する「KOMBUCHA_SHIP」では、世界的に流行する「コンブチャ」(昆布茶ではなく、紅茶キノコです)も購入できます。

 

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私は興味がないのでスルーしました笑

 

趣ある洋館と日本家屋を眺めます。

 

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「大泉家住宅」として、文化庁登録有形文化財です。

 

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庭園は冬枯れで寂しいですね…。

 

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可愛い石像に出逢いました。

 

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巨大な倉庫にも入ってみましょう。

 

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カフェの方によると、ここでも飲食できるそうです。

 

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ソファーやテーブル、イスなどは地域の家具屋の商品で、そのPRも兼ねていたと記憶しています。

 

倉庫内にはトイレがあり、近くの壁には沢山の著名人のサインが!!!

 

ドラマなどの撮影で使われる機会が多いようで、仮面ライダーシリーズが今も好きな私は興奮しました笑

 

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桐山漣のサインは仮面ライダーWの時でなく、昨年のドラマ「カラフラブル」ですね。

 

毎月第2土・日には「ファーマーズマーケット」も開かれており、いずれ立ち寄ります。

稲付城跡地へ

稲付城跡地(東京都北区)を訪れました。

 

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戦国時代に名を馳せた太田道灌が築いたと伝わる城で、現在の静勝寺(じょうしょうじ)の境内一帯に存在しました。

 

じょうしょうじ…

 

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違います笑

 

城彰二氏の知名度って、どれくらいなんでしょうね(知らんがな

 

フットボール狂としての顔が覗きましたが笑、稲付城については「北区飛鳥山博物館」の記載が詳しいです。

 

www.city.kita.tokyo.jp

 

徳川家康の命で廃城となり、遺構としては空堀が存在するそうですが、境内や周辺を少し歩いた限りでは確認できませんでした(おい

 

跡地に位置する静勝寺についてはWikipediaが詳しいです。

 

ja.wikipedia.org

 

いつも説明が他力本願で申し訳ないですが、省ける部分は省いて更新のスピードを上げる戦略です。

 

さて、やや急な階段を上がると、森三中大島美幸さんに似た地蔵が迎えてくれます。

 

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Instagram」でも複数人に「似てる」と言われたので、客観性をともないます笑

 

境内はコンパクトですが、清掃や剪定が行き届いており、穏やかな気持ちになれますよ。

 

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正面に見える建物は「道灌堂」です。1735年に建てられ、道灌の座像が安置されています。道灌の命日である7月26日にちなみ、毎月26日に開扉されます。

 

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知っていれば、26日に訪れたのですが…(調べろ

 

座像は以下のウェブサイトで見られます。

 

www.city.kita.tokyo.jp

 

外からは何も見えない道灌堂よりも、隣の木に目を惹かれました。

 

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本堂は風格が漂い、歴史の積み重ねを感じます。

 

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本堂を正面として左手に道があり、普門堂や墓などに行き着きます。

 

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南門から出ると、住宅地です。

 

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後で調べると、私が入ったのは東山門でした。

 

なお、自宅からの距離は約26.83km、平均移動速度は22.3kmでした。

鎮守氷川神社へ

鎮守氷川神社(埼玉県川口市)を訪れました。

 

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chinjyu-hikawa.or.jp

 

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表現が適切か分かりませんが、エンターテインメント性が高い神社です笑

 

その象徴が「厄割玉(やくわりだま)」。200円を納めたら、一歩前進したい人は「黒玉」を、強い想いを持つ人は「赤玉」を、それぞれ岩に当てて割ります。厄を割る、すなわち厄を祓う儀式です。

 

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ちゃんと、老若男女が投げて割れる硬さになっています笑

 

大欅も面白いですよ~。

 

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御神木に向かって一礼、手を広げて抱き着き、目を閉じて心を安らかにして1分ほど呼吸し、一歩下がって深く一礼すると、“気”をもらえます。

 

ん?

 

木から気?!

 

木…きっとダジャレではないですが(当たり前)、つい反応してしまいました笑

 

幹の太さから分かるように、かなりの巨木です。

 

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テッペンまで入った写真を撮り忘れていました…。

 

境内には8つの小社があり、見応えは十分です。

 

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こちらは稲荷神社。他は浅間神社、弁天社、磯前神社、不動尊堂、天神社、三峰神社、古峯神社です。

 

富士塚にも登れます。

 

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頂上には「撫で犬」が鎮座。母犬を撫でると安産、同じく子犬は子育て・子宝、同じく親子は家内安全の神徳に恵まれます。

 

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表面はかなりツルツルしており、大勢に撫でられてきたのでしょう。

 

トイレがキレイ&オシャレだったのも印象的です。

 

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和菓子の老舗が現代風にリニューアルした…みたいな見た目ですよね笑

 

鎮守氷川神社は交通安全でも有名なので、ステッカーを買って帰りました。

 

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早速、ドロミちゃんのトップチューブに貼りましたよ。

 

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凛々しいスサノオノミコトが危険から守ってくれるでしょう。

 

ステッカーを頂戴した巫女さんが可愛かったのも、忘れず記しておきます笑

 

実は鎮守氷川神社を訪れた後、「どうせなら、ロードバイクで訪れた神社では御朱印を頂戴しよう」と思い付きました(遅っ

 

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愛兎家なので、御朱印帳はミッフィーです笑

 

いずれ再訪し、御朱印を頂きます。

旧豊多摩監獄表門へ

旧中野刑務所正門とも呼ばれる東京都中野区の有形文化財旧豊多摩監獄表門を訪れました。

 

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刑務所より監獄と書く方が恐怖を煽りますよね笑

 

旧豊多摩監獄は、1925年に治安維持法が制定されると、いわゆる「思想犯」が収容されました。Wikipediaによれば、「蟹工船」で知られる小林多喜二も1930年~31年にいたそうです。

 

ja.wikipedia.org

 

その表門は、建築家の後藤慶二氏が設計。後藤氏の唯一現存する作品だそうです。様々な価値を有するため、曳家(=建物を解体せずに移動する)による保存が決まっており、残念ながら近くに寄れませんでした。

 

実は昨年11月5~6日に公開見学会が開かれており、まさに「後の祭り」です(苦笑)。

 

www.city.tokyo-nakano.lg.jp

www.city.tokyo-nakano.lg.jp

 

仕方なく、柵の間から全景を撮影しました。

 

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移築のための工事道具ですかね、扉の奥に見えますが、もう少し整理整頓してほしいです。有形文化財なのですから。

 

上に貼ったリンクによれば、再公開は2026年度のようです。

 

このまま帰るのも味気なく、周囲を散策し始めると、すぐに平和の森公園の入口を見付けました。

 

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ここから入ると、右側に立派で清潔なトイレがあります。

 

用を済ませ、何も知らずに中へ歩きましたが、とにかく広い!

 

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こちらは「生け垣見本園」です。

 

そして、立派なトラック!

 

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何人かが走っていましたし、芝生の上では子供向けの陸上教室(?)が行われていました。営利目的の使用は不可と書かれた看板が各所に立っていたので、ボランティアですかね。

 

「白鷺せせらぎ公園多目的運動場」では、野球の試合が行われていました。

 

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キリンレモンスポーツセンター」(中野区立総合体育館)には、大勢の親子がいました。何かの習い事か発表会ですかね。

 

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広場や水遊び場、池、遊具などもあって、とにかくコンテンツが充実しています。

 

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調べると、平和の森公園の敷地は5万4700平米にのぼります。

 

www.city.tokyo-nakano.lg.jp

 

東京ドームの面積が4万6755平米ですから、その広さが分かりますね。

いかん、ベタに「東京ドーム●個分」という表現に頼ってしまいました笑

 

しかも、計算すると約1.17個分。中途半端な数字ですね(苦笑)。

 

それはともかく、近くに住む人々には最高の施設でしょう。老若男女を問わず、外でも中でも遊べるのですから。羨ましいです。

 

なお、自宅からの距離は約26.25km、平均移動速度は20.4kmでした。

やままさ醤油醸造所のレンガ塀へ

前回よりも、さらにマニアックなやままさ醤油醸造所のレンガ塀(東京都中野区)を訪れました。

 

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幻想的な写真が撮れました笑

 

寄り過ぎたので、以下に全景を示します。

 

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住宅街の小さな公園の一角を占める“明治の遺産”です。

 

詳しくは以下の写真や中野区のウェブサイトをご覧下さい。

 

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www.visit.city-tokyo-nakano.jp

 

明治から大正にかけて、中野区では醤油の醸造が盛んだったとは知りませんでした。

 

ウェブサイトに記載された、新宿区西落合の胡麻油製造所跡も気になります。

 

Googleで検索してもヒットしないのですが…。

 

それはさておき、時を経たレンガに特有の落ち着いた色合い、印象的な窓や扉など、わざわざ見に来た甲斐はありました。

 

途中、交通量が多い車道の怖さを何度となく味わいましたが(苦笑)。

 

ちなみに、我が家からは往復で34.19km、平均移動速度は20.9km、高度の総上昇量は279mでした(いずれもGARMINによる測定)。

徳川綱吉御殿跡へ

今回は少しマニアックですが、徳川綱吉御殿跡(東京都練馬区)を訪れました。

 

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寛永通宝を象った石碑が、住宅街にひっそりと建っています。

 

周辺に着いたら注視しないと通り過ぎます笑

 

さて、徳川綱吉は鷹狩を好み、この一帯に御殿を築いて滞在したそうです。

 

その跡地に2003年11月、練馬区が石碑を設けました。

 

それから約17年後の2020年10月11日、「徳川御殿鷹狩ショー」が初めて開催されました。

 

詳しくは主催者である「ニュー北町商店街振興組合」のウェブサイトをご覧下さい。

 

www.newkitamachi.jp

 

コロナ禍に屈せず、感染防止策を徹底しながら、一昨年に続き昨年も行われたようです。

 

2018年に始まった「下練馬宿まつり・将軍綱吉と練馬大根」も面白そうです。

 

地域の歴史を風化させないイベントは、とても重要ですよね。

 

秋まで覚えていたら、足を運んでみます(本当か

 

そうそう、特に書きませんでしたが、初めての遠出から「ドイター」の「トライアングルバッグ」をトップチューブに付けています。

 

 

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ただ、ちょくちょく足に当たりますし、ボトルケージを付け足せないので、やがて外されてしまいます(苦笑)。

 

泊まるようなロングライドの時には便利ですし(願望に近いですが笑)、それまでは“待機”です。

 

かなり暖かくなり、ロードバイクで駆けるには絶好の時期ですが、花粉症という大敵も待ち構えています。薬+マスクで戦うにせよ、薬はダルさや眠気を誘いやすく、悩ましいです。